ハルマゲドンの悲劇

さてここで問題です。「HARMAGEDON」はどう読むでしょうか?

・・・わかりましたか?

・・・もうちょい考えて見ましょう!

・・・もういいですかね?

では答えあわせです。

「アルマゲドン」だと考えた方!・・・正解です。

「アーマーゲドン」だと思った方!・・・あなたも正解です。

そして「ハルマゲドン」だと思ったあなた!私個人としては花まるです。

この「HARMAGEDON」という言葉は一般的に「最終戦争」といった意味で使われています(実際にはただの地名です)。実際「幻魔大戦」の宣伝映像の中でもその実で使われていました。そして大事な読み方ですが、昔は確実に「ハルマゲドン」と読まれることが多く、私自身もずっとそう思って成長してきました。ですが、この「ハルマゲドン」という呼び方は、1998年を境にこの日本のなかで悲劇的な扱いを受けることになります。

では1998年にいたい何が起こったのでしょう?勘の良い方はわかったと思いますが、1998年にハリウッド映画「アルマゲドン」が公開されたのです。この映画が公開されて以後「ハルマゲドン」と呼ばれていたものが、あっという間に「アルマゲドン」に変化しました。かつては隆盛を誇った「ハルマゲドン」という読み方が逆に「変な」読み方となってしまったのです。

今となっては「ハルマゲドン」というと「アルマゲドンの間違えでしょう~」などと言われる始末。特に私の兄は大きく嘆いていました。

まあもともとが外国語ですから、それをどう読もうが個人の自由といえば自由なのですが、今まで普通であったことが突然普通でなくなることはなかなかに衝撃的です。「ハルマゲドン」以外で言うと、スターウォーズに出てくる「ライトセイバー(ライトセーバー)」ですが、エピソード4が公開された頃は「ライトサーベル」と呼ばれていました。スターウォーズごっこをするときは常に「ライトサーベル」と呼んでいたわけですからなにやら違和感があります。

私は幻魔大戦に見るたびにいつもこのことを考えます。いまさらに「ハルマゲドン」が復権するわけはありませんが、せめて昔はみんな「ハルマゲドン」といってたことを知っておいてほしいものです。

この「ハルマゲドンの悲劇」はこれからも起こるでしょう。先ほども言ったように外国語をどう読むかはなかなかに微妙な問題で、基本的には自由ですから。ですが皆さん「あの人なにやら変な読み方をしてるな~」と思ったら「もしかしたら昔はあんなふうに読んでいたのかも」と思ってみてください。そのように思われるだけで失われ行く読み方が少しは救われますから。

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