となりのトトロ 魅惑のセリフたち
2008年11月20日
- 「とったーおねえ~ちゃ~ん!」
- これは新しい家に引っ越してきた際、家の二階でふらふらと浮遊していた「まっくろくろすけ」をとっ捕まえた時のセリフです。この瞬間のメイの興奮はいかほどものだったのでしょう?今の私ならあんな奇妙な物体がふわふわと浮いていたらたまげて逃げ出してしまいますが、メイと同じくらいの頃なら同じようにとっ捕まえてやろうと思ったかもしれません。とっ捕まえた次の瞬間におねえちゃんに報告しようとするところは、なんとも姉妹というものを感じさせてくれます。
- 「もうすこしって、あした?」
- これは七国山病院での母のお見舞いを済ませて家に帰る途中、父が「先生ももう少しで退院できるだろうっていってたよ」といったのを受けてのセリフです。子供の頃は誰かが発した言葉そのものに反応します。「もう少し」と言われれば本気で「もう少し」だと思います。私にも覚えがあります。あなたもそうではなかったですか?
- 「ほんとだもん!ほんとにトトロいたんだもん!うそじゃないもん!」
- これはメイがはじめてトトロにあった後、サツキと父をトトロにあわせようとするが、うまくいかなかったときに、思わず笑ってしまったサツキと父に向けて発したセリフです。私は実は次男で、家族の中では一番下っ端でした。こういう弱い立場にいると、本当のことを言っても信じてもらえない場合が多々あります。私自身何度もそのような事態に遭遇し非常に屈辱的な思いをしたことを憶えています。世の中のお父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、あと少しでいいから下っ端の言うことを聞いてやってください。
- 「じゃあお母さんが死んじゃってもいいのね!」
- これは、次の土曜日に帰ってくるはずだった母が、少々からだの調子が悪いことを理由に帰ってこれなくなったということをしり、駄々をこねるメイに向けてサツキが発したセリフです。長男や長女というのは、日ごろは非常に大人の対応をするのですが、突然このように極端なことを口走ることがあります。「そんなこと思ってるわけないじゃないか!」と言ったところでやつらは聞いてくれない。多分駄々をこねる弟や妹に対応するのが瞬間的に面倒になって、恐ろしく腹立たしくなることがあるのでしょう。駄々をこねるこっちも悪いのだが、あまり極端なことを言われるとどうしようもなくなってしまいます、もう少し辛抱してほしいものですな。
- 「おかあさん死んじゃったらどうしよう」
- これは、母親の帰宅がのびることがわかった後、カンタのおばあちゃんと母のことを話しているうちに、ついに感極まって発してしまったセリフです。長男や長女は対外的にわかるかどうかにかかわらず、恐ろしく責任感が強く、ついつい物事を深く考えすぎてしまうことがあります。これもその一例ですが、こういうときはみんなで話しを聞くなりして支えてあげましょう。
