機動戦士ガンダム0080 魅惑のセリフたち
2008年11月20日
- 「x-y=・・・」
- これは第三話「虹の果て」でテストの成績が悪かったことがばれて、部屋で数学の勉強をしているときのアルの呟きです。はじめのうちはこのセリフをただ聞き流していたのですが、よく考えるとアルは小学生です(クリスとの会話から推測)。映像を見る限り明らかに「連立方程式」の問題について考えているところで、その下の問題は図形の相似を利用した問題のようです。連立方程式に関してはその概念は小学生の頃にやったものの、x,yという代数的な表記は中学校に入ってからだったと思います。また相似に関しては確実に中学生の時に勉強したことです。宇宙世紀にはほんの少しですが教育課程が進んでいるようです。
- 「バーニィはほんとの軍人なんだぜ!」
- これは第三話「虹の果て」でクリスがバーニィを泥棒と間違えて気絶させてしまった後、アルと共にクリスの家に招かれた際、クリスが連邦の軍人であることがわかり、それに対してアルが元気いっぱいに発したセリフです。子供の純粋さは時に恐ろしい悲劇を巻き起こすかもしれないと思わされる一言です。このときはバーニィがうまいことごまかしましたが、この一言で見事にアレックス奪取作戦がばれ、アルがこの作戦に加担してしまったことがばれれば、一家離散で住めばまだいいほうでしょう。ある意味この作品における最重要シーンであるといえるかもしれません。
- 「最高だね!今頃町は雪で真っ白だろうな。」
- これは第4話「河を渡って木立を抜けて」連邦の基地に忍び込んだバーニィが連邦の軍人に「あんたなまりあるけど出身は?」と尋ねられた後の会話の一部です。思えば実に惜しかった。ここで正しい情報を与えていれば、もしかしたら作戦が成功していたかもしれません。ただ見知らぬやつらがうろついていることには変わりはないので、作戦の失敗と言う結末が変わらないという可能性は十分にありますが・・・。
- 「連邦軍に降伏したジオン艦には核ミサイルを積んでいたものもいたらしい」
- これは第六話「ポケットの中の戦争」でコロニーに帰ってきたアルの父が、乗ってきた船の近くで起こった連邦とジオンの戦闘の話をした際最後に言ったセリフです。この一言でピンときたアルはなかなか鋭いですが、この事実が「ポケットの中の戦争」最大の悲劇です。アルがこの後この事実をどのように自らの中で消化したのかは想像もできませんが、もしかしたらZガンダムの世界のどこかでアルは兵士として戦っていたかもしれません。
