トップをねらえ! 魅惑のセリフたち
2008年11月20日
- 「でもみんなは同じ時間をすごせるわ」
- これは最終輪「」で、ブラックホールを起爆させるために、爆弾の中心に降下するノリコとカズミに対してユングが「こんなところにいたら、何10年何10年先か、いつ帰れるかわからないのよ」とい言ったのに対して、ノリコが返した言葉です。「トップをねらえ!」でなければそれほど取り上げるべき言葉ではないかもしれません。しかしながらこの作品が「トップをねらえ!」であるがゆえに、この言葉はグッとくるのです(実際私はなきそうになってしまいました)。他の作品では「時間を共有する喜び」が描かれることはほとんどありませんが、「トップをねらえ!」の中ではそれがいかに幸せであるのかがぎっしりと描かれています。私もそういうことに幸せを見出したいものです。
- 「あ!そうそう。お詫びと言っては変だけど、私の誕生パーティーに無料招待するわぁ。」
- これは第二話「不敵!天才少女の挑戦!!」で、訓練を抜け出してユングと対決をしたことがばれ、コーチにしかられたノリコとアマノが風呂場で休んでいるときにユングが二人に向けて発した言葉です。誕生パーティーに招待することはどうでもよいことですが「無料招待」が気にかかります。裏を返すと本来は「有料である」ということになると思うのですが、いったいどんなパーティーだったのでしょうか。そもそも、自分の誕生パーティーを有料にするというのは結構な勇気と自信ががなくてはなりません。これくらいでなくては「トップ」で戦ってはいけないということでしょうか・・・。
- 「アマノ・・・ひとつ言っておく。こぼれた水はまた汲めばいい。」
- これは第四話「発進!!未完の最終兵器!」で、スミスの死というトラウマから宇宙に出ることを恐怖するノリコを心配して、アマノがコーチにノリコを戦線から外すように求める場面で「こぼれた水はもうコップへ戻りませんわ」というアマノの言葉に対してコーチが放ったセリフです。こういうのを偽悪者というのでしょうか。こんな事考えてないくせに妙に悪ぶるところがあります。ですがそれが戦う男というものなのなのかもしれません。コーチのこのような態度の中に、人類がどれほどの危機に瀕しているのかが象徴されているような気もします。