アニメがくれるもの

「アニメ版のめぞん一刻」は「うる星やつら」なんかとは違い漫画版とほとんど変わりません(それでも十話以上オリジナルがあるにはあります)。だからといって「漫画版を見たからアニメ版を見なくてよい」ということにはなりません。なぜなら、アニメは私たちに漫画が絶対に提供できないものを提供してくれるからです。

ではアニメが提供してくれるものとはいったいなんでしょう?

考えるまでもないですが、それは「音」です。

例えばキャラクターの声はアニメが提供してくれる大事な要素ですね。

そしてさらに、「アニメ版めぞん一刻」はキャラクターの声以上にとてもすばらしい「音」を提供してくれました。

その「音」とは「オープニングテーマ」と「エンディングテーマ」です。

「アニメ版めぞん一刻」は全部で100話近くあるため、「オープニングテーマ」と「エンディングテーマ」がたくさん存在していて11曲もあります。

そしてそのどれもが私の大好きな曲なっています。

その中でも「シ・ネ・マ」「ファンタジー」「さよならの素描」「ビギン・ザ・ナイト」の『ピカソ』そして「陽だまり」の『村下孝蔵』は「アニメ版めぞん一刻」のおかげで知ることができた(村下孝蔵さんの歌だけは独立して知っていましたが)大切なアーティストです。サウンドトラックだけでは物足りずわざわざオリジナルアルバムまで買ってしまいました。『村下孝蔵』にいたってはアルバムが山のようになっています。私の趣味がギターということもあって、「陽だまり」以外にも様々な『村下孝蔵ソング』を演奏しましたし、カラオケに行けば必ず歌います(私の世代だとほとんど誰も知りませんが)。村下孝蔵さんがもうお亡くなりになっていることは残念でなりません。

このように、「アニメ版めぞん一刻」は私に非常に大切な「音」を提供してくれたのです。

名作には名曲がつきものですが「アニメ版めぞん一刻」はその代表的な作品といえます。

漫画もアニメも笑いや感動といった様々なものを提供してくれまが、その中でアニメが提供してくれる「音」というのは非常に大切なものです。こんな感覚を持っているせいか、「おもしろいかな」と思ったアニメでもテーマソングが悪いとそれだけで見る気がしなくなったり、テーマソングが良いだけで「見てみようかな」と思ってしまうことがあります。

あまり極端になるのは良くないですが私はこれからも「音」という「アニメがくれるもの」を大事にしていこうと思います。

言い忘れましたが私は「安全地帯」も大好きです。

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