第二次世界大戦からの復興を遂げつつある日本で少年探偵として活躍する正太郎。強盗を働いた村雨一家を追って工事現場にたどり着くが、南方の島から突如として発射されたミサイルがそこに着弾。その中から包帯が巻きつけられた巨大なロボット鉄人28号が出現する。正太郎はそのロボットが自分の父親が開発した「兵器」であること(そして自分の父が兵器を開発していたことを)知り衝撃をうけるものの、鉄人とともに戦争が生んだ哀しい悲劇と対峙しながら様々な事件を解決し、鉄人28号に隠された真実を知っていくこととなる
私が生まれてはじめてみた「鉄人28号」は1992年に放送された「超電動ロボ鉄人28号FX」でした。ロボットそのものはそれなりにかっこよかったし(かなりごつかったですが)、当時はそれなりに楽しんでいました。しかしそれから十二年、私は父が私を見つめるさびしげな視線の意味を知ることになったのです。2004年のある日、私がなんとなくテレビのチャンネルを変えていると、なにやらレトロな雰囲気が漂うアニメが放送されていたのです。いうまでもなくそれは今川泰宏版の「鉄人28号」。見ても損はなかろうとしばらく見ていると、私は衝撃的な事実を知ることになったのです。何とこのロボットには別の、そして本当の名前が存在したのです。その事実を突きつけられた瞬間に私は「鉄人はとてつもなく面白いぞ」と確信したのです。
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